ルックバックを見た感想

※ネタバレ含むので注意です

劇場アニメ「ルックバック」を見てきた。

もともと漫画が原作で、映像化された作品だそうだ。

原作はみたことないのだが、作者である藤本タツキ先生のチェンソーマンが好きなのと、

(一部までしか追えてませんが、、、)

原作を履修済みの兄からおすすめされたため、観に行ってみた。

事前情報は何も入れずにいった。

兄から聞いていたのは「漫画を描くのが上手な子と漫画は描けないけど絵が上手な子が出会って成長しながら一緒に漫画を描く話」くらいの情報だった。

青春のにおいがする、、!と楽しみだった。

そのためだろうか。

見終わったときは衝撃が強くて苦しかった。

前半の幸せそうな二人と後半の絶望の高低差がありすぎた。

こんなの聞いてないって。。。

以下あらすじと感想。

物語は小学生の藤野が4コマ漫画を描く後ろ姿から始まる。

二人が出会うまでの部分は主に小学生らしい藤野の感情が描かれていた。

(観ていてとてもとても微笑ましかったし理解できる部分もあって心が痛かった。)

二人が出会ってからは、ずっと一緒に漫画を描いていた。

生まれつき自信家の藤野と引っ込み思案な京本が同じ目標にむかって同じ時間を共有しているのだ。

藤野が京本を連れ出す形で街にあそびにいったりもした。

二人は手をつないでいる。

(わたしより歳下の子らが一生懸命になっている姿を見て泣いた。二人が幸せそうでさらに泣いた。)

だが、京本は自分のやりたいことを見つける。

藤野ちゃんの手を借りずに一人で歩けるようになりたい、と泣いた。

そして京本は藤野とは違う道に進む。

二人ともまだ高校を卒業する年齢なのだ。

もしあの時ふたりが出会っていなかったら。

そんなもしもの話も描かれている。

それもまた幸せそうでさらにつらい。

「なんで藤野ちゃんは漫画を描いているの?」

京本が尋ねる。

その理由はきっと京本自身だろう。

藤野はまた一人で漫画を描く。

成長した藤野が漫画を描く後ろ姿で映像は終わる。

映画館をでた後、わたしはたまらずグッズを購入していた。

やさしい話です、みたいなポスターつくんな、と思った。

確か60分ほどなので、ぜひ映画館で観てほしいです。

先ほども言った通り高低差があるものなのでお気をつけて。

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