人に贈るということ

人に物を贈るのが好きだ。

贈ることというよりは、その人に贈るものを考える時間が好きだ。

贈ったときに喜んでくれたらもちろんうれしいが、割と自己満足。

だが不特定多数に向けて贈るものについて考えるのは好きではない。

たとえば職場などに向けたお土産とか。めんどくさいので買わない。

考えるのが楽しいのは仲の良い人に対してだけなのである。

人に贈る機会があるとき、わたしがまず考えることはその人についてだ。

例えば私の父は、物を贈ってもあまり使ってくれない。

(子供のころ父の日かなにかで「蒸気でホットアイマスク」を贈ったのだが、まだ箱が実家にある。使ってくれ。)

必要なものはすべて自分で買えてしまうのだろう。

食べ物もいいかもしれないが、なんかこだわりがあるようで、あまり喜ばれなそうな気がするので除外。

お酒も人といるときしか飲まないようなので除外。

最近定年を迎えて、時間に余裕ができている。

ずっと文句も言わず朝から晩まで仕事をしてきたひとで、

おそらくこれといった趣味もない。

妻はいない。友達もいるのか、、?という感じ。

上記を踏まえて最終的にわたしが父に贈ったものは「体験ギフト」だった。

贈った相手が、数ある選択肢の中から気に入ったものを選んで体験できるというサービス。

わたしはチケットを購入するだけ。

レストランで食事もあるし、陶芸とかスカイダイビングとか。遺伝子検査とかもあった。

まだやったことない、が絶対見つかると思うくらいには幅広い。

父は整体を選んでいた。もっと何かあるやろと思ったけど割と喜んでくれたのでよし。

わたしが使ったのは「SOW XPERIENCE」というサイト。

おすすめです。

体験ギフト-誕生日や結婚祝いに贈るプレゼント【SOW EXPERIENCE 公式通販サイト】
SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)では、人生を刺激する非日常体験をプレゼントできる体験ギフトを制作・販売しています。

ちなみにその他で過去に父に贈ったものでいうと

オーダーメイド枕、ちょっといい入浴剤とか。

なんだかんだ物を贈るよりわたしが帰省して一緒にご飯を食べることのほうが喜んでくれている気がするので、

また近いうちに時間を作ろうと思う。

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