好きな人の幸せを願う

久しぶりに会う友達と飲みに行った。

お酒のグラスを何杯か空けたころ、
何の気なしに友達がつぶやいた。

「彼女と別れたんよね」

へえ~、と思った。というか言った。

話を深堀りしてみると振られたらしい。
結婚相手として見れない、と言われたそうだ。

割と落ち込んでいるように見えたので慰めておいた。

結婚願望あったっけ?と聞くと
なくはない、と言った。
大事にされたいし大事にしたい、と言ってまた酒を飲んだ。

大事にするのは恋人でなくてもできるのでは?とわたしは思うけど
やっぱりなにか違うのだろう。

わたしが友達と呼ぶ人らは友達であると同時に大事な人だ。

その人が悲しいならわたしも悲しいし、
その人が幸せならわたしもうれしい。

尊敬してるし大好きな人であるが恋人になりたいわけではない。
恋人であろうとなかろうとわたしにとって大事な存在であることに変わりはない。

自分でもよく理解できていない部分なのだが、
人に好意を向けられるのが苦手だ。
(ここでいう好意は友情以上の気持ち、としたい。)

自分を女性としてみない人や
そもそもわたし自身のことなどどうでもいい人は安心する。

そのため恋人が欲しい、というのはあまりピンとこない。

だが目の前の友達が彼女ほしい。。としょんぼりしているものだから
マッチングアプリの一カ月無料券を贈った。

贈ると目に見えて喜んだ。
一カ月で決める!と意気揚々としている。喜んでくれてよかった。

この友達に、いい出会いがありますように。
わたしの好きな人たちが幸せでありますように。

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