得意なことが欲しい

もう今年も終わるので、今年の抱負を思い出してみる。

今年の初めのあたり、先輩と飲みに行って今年の抱負の話題になった。
先輩は禁煙、健康的な生活、モノマネを会得する(?)とかその他いっぱい言った。

なんとなく抱負って一つだけのイメージがあったけど、
いっぱいあってもいいんだ、と感心してわたしも考えてみた。
そこで出てきたものの一つが、「得意なことがほしい」だった。

その場で考えて出てきた言葉のわりに、自分のいいたいことをよく表現できている、と自分で感心した。

とりあえずやってみるか、という性分なので、
今年に入ってからいろんなものに手を出してみている。
クレパスで絵を描いてみるとか、ピラティス、キックボクシング、ボードゲーム、麻雀。このブログも今年からだ。
フリーステッチング、ダンスにも興味がある。

不器用で、初めてやることでうまくできたためしがない。
慣れるとある程度上手にできるようにはなるが、そこまで熱量がなく、ある程度でやめてしまうことが多い。

今までも得意なことがなかった。

強いて言えば笑うこと。

夜職をやっていたとき、これは天職だ、と感じた。
話を聞く、笑う、似たような経験や出来事を話す、あとは耐える。
その人の好みやなにを求めているかをくみ取って、それを与えるというのは得意であるように感じた。
あとそもそもあまり人に嫌われることがない性質なのだ。

だが今後生きていく上ではあまり役に立たない。
接客では活きるかもしれないが、もうあまりやりたくない。

なにか、ないだろうか。
得意なことを聞かれた際に、胸を張って堂々と言えること。

そもそも得意なことって自分だけで決定できるものなのだろうか?

わたしが唯一得意であると挙げた笑顔は、
人から笑顔を褒められた経験から得意かも、と認識した気がしている。
誰かに褒められなくてもこれはわたしの得意だ、と思っていいのだろうか?

他人からの評価がないと自分の判断に自信がない。

他人からの承認を求めるのは健全ではないとアドラーも言っていた(確か)し、それには同意するがなかなか難しいと思う。

まずは自分に自信をつけることかもしれない。
自信がついたら、誰かに褒められなくても、自分の得意を見つけてやることができるかもしれない。

来年の抱負の一つとしようと思う。

自分に自信をつけること!

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